cooのメモ帳

日々つつがなく。

「面白きことは良きことなり」森見登美彦の『有頂天家族 二代目の帰朝』を読みました。

f:id:coomemo:20160130225712j:plain:w500

最近だと、本はほぼ図書館頼みとなっているcoo(@coo_09)です。
こんばんは。

ここ最近でこちらの本を読みました。

有頂天家族 二代目の帰朝

有頂天家族 二代目の帰朝

久しぶりに森見登美彦です。
こちらの本は以下の本の続編にあたります。

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

有頂天家族 (幻冬舎文庫)

京都に住む阿呆な狸のお話。
とある由緒正しい狸一家の4兄弟の3男が主人公。
まあ、設定もそうですけど、話の展開もばかばかしいというか、くだらないんですよ。
ただ、登場するキャラクターが阿呆なんだけど憎めないというか、すごくいい感じなんですよね。
そんなわけで前作同様楽しく読めました。
難しいことは考えず、ただただ面白い本を自分のペースでまったり読む。
これって私にとっては結構贅沢で幸せなことだったりします。

単行本で450ページ超。
それなりのボリュームですが、7本の短編がひと続きになっている構成なので、それほど分量は感じさせず。
最近、こういうまったり読書をしてなかったんで、力を抜く意味でもちょこちょこ実行していきたいところです。