やりたいことに対して遠回りをしていませんか?
小説読んでて、ちょっと引っかかる言葉があったのでご紹介。
引用元はこちらの小説。
直木賞作家の辻村深月の「凍りのくじら」から。
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/11/14
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本当にやりたいことなら、最短でそこに届くための努力をするべきなのに、効率性だとか、よりよい条件を探したりだとか、理屈を見つけては、遠くへ距離を取ろうとする。
主人公の元彼が司法試験目指して勉強してるんだけど、なんだかんだ理屈をつけて、それに向けて頑張れない自分を正当化してる、みたいな場面で、その言い訳を聞いてる主人公の気持ち。
うん、なんかこれ身に覚えがあるなぁ、と。
書いてある通りなんですよ。
やりたいことがあるなら、それに向けた最短距離を探して突っ走ればいいのに、変に言い訳したりして。
やり方を語ったり探す前に、いいからやれよって感じで。
もちろん、事前に必要な情報や目標達成の方法を調査・分析するのは大切だと思います。
でも、そこから先は立ち止まる必要ないんですよね。
少なくとも、あえて足踏みしたり遠回りする必要はないはずで。
でも、時に目標に対して前向きになれない時とか、自分に言い訳しちゃうんですよね。
いいからやれよ、ってはたから見てると言いたくなるんですが、本人はなかなか気付けず。
いや、気付いてる上での現実逃避かもしれないんですが。
実はこの小説は結構前に読んでて、久しぶり読み返したんです。
と言っても、まだ読んでる途中なんですけどね。
前に読んだ時もツイートしてたくらい自分に刺さった言葉だったので、今回取り上げてみました。
いまいち頑張れない時の自分の教訓に。
小説は文庫本で出てて、ボリュームとしては若干厚め。
語り口に好き嫌いはありそうですが、オススメではありますので、気になった方はぜひ。
- 作者: 辻村深月
- 出版社/メーカー: 講談社
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